現役人事が公開|大学職員への最短転職 5STEP

大学職員はやめとけって本当?退職理由トップ5と向いていない人の特徴を現役職員2人が解説

悩める君
悩める君

大学職員はやめとけっていう人もいるみたいだけど本当?

大学職員を退職する人ってどんな人なんだろう。

 

今回は民間から転職した現役人事担当と現役国際担当の現役大学職員2人が、そんな疑問やお悩みにお答えします。


本記事の内容
・”大学職員やめとけ”側の理由3つ
・大学職員の退職理由トップ5
・大学職員に向いてない人の特徴
・大学選びを間違えなければ圧倒的にホワイト
・大学職員になるための最短ルート


✔本記事の信頼性



本題に入る前に、この記事をご覧いただいている大学職員を目指す方の中には、初めての転職を考えている方も多いと思うので、僕たちが転職に成功した1番の秘訣をお伝えします。


それは、転職活動は決して一人では行わず、転職エージェントと一緒に進めていくということです。


ソース(現役人事担当)
ソース(現役人事担当)

無料で利用できて、たくさんのメリットがあるため、どこの転職エージェントを利用したらいいのかわからない、そんな声を多くいただくようになりました。


そんな方々のために、転職エージェントを10社以上利用してきた僕たちが、おすすめの転職エージェントについて、下の記事で詳しくまとめていますので、こちらもぜひ参考にしてみてください。


大学職員に強い転職エージェント5選【人事が徹底比較】


それでは、本題に戻り、”大学職員はやめとけ”。これについての僕たちなりの見解を順番に説明していきます。


大学職員はやめとけ


”大学職員はやめとけ”


大学職員を目指している方であれば、一度は耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか?


まずはじめに頭に入れておきたいことは、大学職員でも有名な大企業でも、必ずオススメする人とやめとけと言う人がいるということです。


ソース(現役人事担当)
ソース(現役人事担当)

色々な見方があるのは当然だと思いますので、こういう場合はどちらの意見もきちんと聞いた上で、自分なりに納得して決めていくことが大切です。


今回は現役大学職員の僕たちが、”大学職員はやめとけ”と言う方々の意見も踏まえながら、どんな理由で大学職員を退職する人が多いのか、またどんな人であれば大学職員に向いているのか、について徹底解説していきます。


これから大学職員を目指す方の参考になれば幸いです。


それでは、さっそく見ていきましょう。


”大学職員はやめとけ”という人の意見は?


まずは、“大学職員はやめとけ”という人の意見をみていきましょう。


“大学職員はやめとけ”という人の意見としては、大きく以下の3つに分類されます。


  1. 少子化の影響を受けるため、大学業界には将来性、安定性がない
  2. 大学職員になると専門的なスキルが身につかず、再転職が難しい
  3. 教員と事務職員の格差が激しく、事務職員は教員の奴隷となりがち


これらの3つについて、現役大学職員の僕たちの見解を順番にお話ししていきます。


①少子化の影響を受けるため、大学業界には将来性、安定性がない


まず、一番心配な方が多いだろう、この意見について、説明いたします。


大学業界の将来性を考えるにあたり、一番考えなければならないことは18歳人口と大学進学率の関係です。


これについては、文部科学省のデータから検証していきます。


【出典】18歳人口を踏の減少を踏まえた高等教育機関の規模や地域配置


このデータによると、大学進学率は昔に比べ大幅に上昇してきており今後も引き続き上昇を見込んでいるものの、18歳人口減少の影響で大学進学者数は減少局面に入ると予想されています。


このことからみても、将来的にやはり大学業界全体が厳しい状況になることは間違いはありません。


では、大学業界はやはりオワコンなのか。


僕たちは、NOだと思っています。その理由について説明します。


先ほどの文部科学省のグラフを10年ごとに区切って整理すると、下のような表になります。


 年(西暦)18歳人口
(A)
大学進学率
(B)
大学進学者数
(A)×(B)
1980年約158万人25.9%約41万人
1990年約201万人24.4%約49万人
2000年約151万人39.7%約60万人
2010年約122万人50.8%約62万人
2020年約117万人54.4%約63万人
2030年【予想】約105万人56.2%約59万人
2040年【予想】約88万人57.4%約51万人


2040年の推定大学進学者数は、

約88万人(18歳人口)× 57.4%(大学進学率)=約51万人(大学進学者数)



ソース(現役人事担当)
ソース(現役人事担当)

その年の18歳人口というのは、18年前の出生率をもとに考えられていますので、2040年時点の18歳人口に関しても、ほぼズレることはありません。


この数値をみて、どう考えますか。


現在は60万人超いる大学進学者数が51万人になる(約80%)ので、現在定員割れを起こしている大学や定員ギリギリの大学が厳しいのは間違いありません。


エレン(現役国際担当)
エレン(現役国際担当)

しかし、有名大学でなくても現在それなりに学生を集められている大学に関しては、志願者が現在の80%になっても問題なく経営していける大学はたくさんありますよね。


少子化で大学業界はオワコンだと言われることも多いですが、現実的には20年後に約20%しか減少しない見込みなのです。


また多くの大学は、日本の18歳人口に依存しないよう社会人や留学生を視野に入れて大学経営を考えていますので、将来的にはもっと推定大学進学者数は増える可能性もあります。


大学職員の将来性については、下の記事で詳しく紹介していますので、気になる方は参考にしてみてください。


大学職員の将来性って本当に大丈夫?【現役職員2人が説明】


②大学職員になると専門的なスキルが身につかず、再転職が難しい


次に“大学職員になると専門的なスキルが身につかない”についてですが、これについては僕たちもある程度同意します。


僕たちは、人事部門と国際部門ということで、ある程度専門的な知識が身につく部署にはいますが、部署によっては専門的なスキルが身につかない部署も多いです。


また、一部の専門職を除いて、大学ではゼネラリストを目指す傾向にあるため、専門性はどうしても身に付きにくくなってしまう傾向にあります。


これについては、後ほど、“大学職員に向かない人”というところでも説明しますが、専門的なスキルを身に付けたいのであれば、大学職員という職業は不向きかと思います。


再転職が難しいかという点については、数は少ないですが大学職員から転職していく人もいますし、次の転職先が決まらないと悩んでいる人も見たことないので、再転職ができないことはないと思っています(再転職しようと思う人が少ないと思いますが)。



③教員と事務職員の格差が激しく、事務職員は奴隷となりがち


これについては、大学にもよるのかもしれませんが、僕たちの所属する大学では全くそんなことはありません。


エレン(現役国際担当)
エレン(現役国際担当)

僕は副学長や上のクラスの教員と出張に行く機会も多く、教員と接点が多い部署にいますが、教員との関係は対等ですし、教員の奴隷だと思ったことは一度もありませんね。


もしかしたら昔はその傾向があったのかもしれませんが、今は教員と事務職員は両輪で大学を運営していくという考えが一般的になっているので、心配いらない大学がほとんどかと思います。


ソース(現役人事担当)
ソース(現役人事担当)

僕の大学でも、教員よりむしろ事務職員の方がしっかりしているというお褒めの言葉をいただく機会の方もありますし、対等な関係で仕事ができていますね。


それでは、次に大学職員を退職する人の退職理由をみていきましょう。


大学職員はやっぱりやめとけ?退職理由トップ5


どこの企業や組織でも同じことですが、大学職員になっても辞める人は一定数存在します。


僕たち2人もそれぞれの大学で働いていく中で、退職していく人を何人かみてきました。


そんな大学職員を辞めていく人の退職理由はいったいどのような理由なのでしょうか。


大学職員の退職理由トップ5を見ていきましょう。


大学職員の退職理由トップ5
  1. 成長に繋がる仕事がしたい
  2. やりたい仕事ができた
  3. 仕事がつまらない
  4. 人間関係がうまくいかない
  5. 忙しい割に収入が低い


次に、これらの退職理由について順番に説明していきます。


大学職員はやめとけは本当?中途採用者に辞める人が少ない理由

この退職理由トップ5のうち、1~3については、新卒で大学職員になった人が退職する理由に多いです。


大学職員という仕事しか知らないと、他の業界でバリバリ働いて成長したい、やりたい仕事ができた、仕事がつまらない、から他の業界をみてみたいという人も少なくないでしょう。


一方で、中途採用で大学職員になった人は、1~3の理由では辞めることはほぼありません。


エレン
エレン

僕が大学に入ってから中途採用者で辞めた人はいないので、中途採用者で辞めていく人はホントにごく少数と言えると思います。


中途採用者が退職しにくい理由としては、前職の仕事と大学職員の仕事を比較して、判断ができるからだと思います。


また、中途採用者の多くは仕事内容よりもワークライフバランスが整う環境や待遇に魅力を感じて入職している方が多いため、1~3の理由で退職することは少ないと感じています。


次に、退職理由の4「人間関係がうまくいかない」ですが、これは大学職員に限ったことではなく、どこの職場でも一緒だと思います。


特に、大学職員はキャンパス内での転勤のみ(一部付属校や附属施設を持っている場合はそこへの転勤もあり)のため、合わない人がいても基本的にはずっと同じ職場で働かなければならない、ということは覚えておく必要があります。


そして、最後の退職理由の5「忙しい割に収入が低い」については、大学選びで失敗しているケースがほとんどです。


これはその大学を選んでしまった本人の情報収集が足りなかったと言ってしまえばそれまでなのですが、これから大学職員を目指す方はこうならないように、必ず大学職員についての情報収集を徹底的におこなって、納得のいく大学選びをしていきましょう


失敗しない大学選びについては、こちらの記事でポイントをまとめていますのでぜひご覧ください。


失敗しない転職大学選び7つのポイント【現役の大学職員人事が解説】


こんな人は大学職員はやめとけ。大学職員に向いてない人の特徴


では、次に大学職員に向いていない人はどんな人でしょうか。


こんな方には不向きです
  • 最先端企業で毎日刺激のある働き方をしたい方
  • ノルマのある企業で、日々成果を出すことが生きがいの方
  • 事務処理や下請け業務の苦手な方
  • 単独の給与収入で、2,000万超えを目指している方

こんな方々には、大学職員という職業は不向きかと思います。


簡単にいうと、仕事へのこだわりが強い人やかなりの高収入を目指す人には向いていないと思います。


僕たちはアラサーで大学職員に転職しましたが、転職した一番の目的は”ワークライフバランスを重視した働き方”がしたいということでした。


もちろん仕事も大切であり、僕たちもそれぞれの仕事にやりがいを感じて働いていますが、仕事だけが人生ではないと思っています。


ソース(現役人事担当)
ソース(現役人事担当)

ワークライフバランスの整ったホワイトな環境で働き、相応の収入を得て、家族と幸せな時間を過ごし、好きな趣味や副業をする。そんな人生を歩みたい人には、とても向いている職業だと思います。


大学職員はやめとけはウソ?大学選びを間違えなければホワイト


これまで、大学職員を退職する理由、大学職員には不向きな人の特徴をみてきましたが、いかがでしたでしょうか?


これらに当てはまっていなかったり、大学業界の将来性についても僕たちと同じ考えである方は、大学職員に向いていると思います。


つまり、”大学職員はやめとけ”と考える人とは違い、僕たちと同じ価値観を持っていると思いますので、一緒に大学職員を目指していきましょう。


そんな方に、最後に1つだけお伝えしたいことがあります。


退職理由の5つ目にあった『忙しい割に収入が低い』にも繋がることですが、大学職員はブラックなのか、について僕たちの考えをお話しします。


結論から言うと、僕たちは、大学職員という職業は、『大学選びを間違えなければ圧倒的にホワイト』だと思っています。


ソース
ソース

僕たちの大学はもちろん、知り合いの多くの大学職員から聞いても、大学職員は圧倒的にホワイトと自信を持って言えます。特に民間企業を経験している方なら、あまりのギャップに驚くかと思います。


ただし、一般企業の中でも労働環境の差があるように、大学によっても労働環境に差があることは事実ですので、その点は押さえておいてください。


まとめ:大学職員に転職する方法


今回は、大学職員はやめとけ、について解説しました。


40歳で年収1000万など、好待遇の大学職員ですが、いろいろな業種から転職でき、資格も不要なので、人気が高まりつつあります。


大学職員の中途採用は拡大傾向ですが、高倍率なので、転職サイト大学職員に強い転職エージェントから非公開求人情報を得ることが、早く内定を獲得するコツです。


ソース(現役人事担当)
ソース(現役人事担当)

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大学職員に強い転職エージェント5選【人事が徹底比較】


最後までお読みいただきありがとうございました。