
大学職員はやめとけっていう人もいるみたいだけど本当?
大学職員を退職する人ってどんな人なんだろう。
今回は民間から転職した現役人事担当と現役国際担当の現役大学職員2人が、そんな疑問やお悩みにお答えします。
・大学職員に向いてない人の特徴
>・大学業界の将来性について
・大学職員になるための最短ルート
✔本記事の信頼性


大学職員はやめとけ

”大学職員はやめとけ”
大学職員を目指している方であれば、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
どこの企業や組織に入っても同じだと思いますが、大学職員になっても退職する人は一定数存在します。
今回は現役大学職員の僕たちが、”大学職員はやめとけ”と言う方々の意見も踏まえながら、どんな理由で大学職員を退職する人が多いのか、またどんな人であれば大学職員に向いているのか、について解説していきます。
これから大学職員を目指す方の参考になれば幸いです。
では、さっそく見ていきましょう。
大学職員はやっぱりやめとけ?退職理由トップ5

先ほども説明しましたが、どこの企業や組織でも同じですが、大学職員になっても辞める人は一定数存在します。
僕たち2人もそれぞれの大学で働いていく中で、退職していく人を何人かみてきました。
そんな大学職員を辞めていく人の退職理由はいったいどのような理由なのでしょうか。
まずは、大学職員の退職理由トップ5を見ていきましょう。
- 成長に繋がる仕事がしたい
- やりたい仕事ができた
- 仕事がつまらない
- 人間関係がうまくいかない
- 忙しい割に収入が低い
大学職員はやめとけは本当?中途採用者に辞める人が少ない理由

この退職理由トップ5のうち、1~3は、新卒で大学職員になった人が退職する理由に多いです。
大学職員という仕事しかしらないと、他の業界でバリバリ働いて成長したい、やりたい仕事ができた、仕事がつまらない、から他の業界をみてみたいという人も少なくないでしょう。
一方で、中途採用で大学職員になった人は、1~3の理由では辞めることはほぼありません。

僕が大学に入ってから中途採用者で辞めた人はいないので、中途採用者で辞めていく人はホントにごく少数と言えると思います。
中途採用者が退職しにくい理由としては、前職の仕事と大学職員の仕事を比較して、判断ができるからだと思います。
また、中途採用者の多くは仕事内容よりもワークライフバランスが整う環境や待遇に魅力を感じて入職している方が多いため、1~3の理由で退職することは少ないと感じています。
次に、退職理由の4の人間関係ですが、これは大学職員に限ったことではなく、どこの職場でも一緒だと思います。
大学職員はキャンパス内での転勤のみ(一部付属校や附属施設を持っている場合はそこへの転勤もあり)のため、合わない人がいても基本的にはずっと同じ職場であることは覚悟しておく必要があります。
そして、最後の退職理由の5については、多くの場合は大学選びで失敗しています。
これはその大学を選んでしまった本人の情報収集が足りなかったと言ってしまえばそれまでなのですが、これから大学職員を目指す方はこうならないように、必ず大学職員についての情報収集を徹底的におこなって、納得のいく大学選びをしましょう。
失敗しない大学選びについてはこちらの記事をご覧ください。
失敗しない転職大学選び7つのポイント【現役の大学職員人事が解説】
こんな人は大学職員はやめとけ。大学職員に向いてない人の特徴

では、次に大学職員に向いていない人はどんな人でしょうか。
- 最先端企業で毎日刺激のある働き方をしたい方
- ノルマのある企業で、日々成果を出すことが生きがいの方
- 事務処理や下請け業務の苦手な方
- 単独の給与収入で、2,000万超えを目指している方
こんな方々には、大学職員という職業は不向きかと思います。
簡単にいうと、仕事へのこだわりが強い人やかなりの高収入を目指す人には向いていないと思います。
僕たちはアラサーで大学職員に転職しましたが、転職した一番の目的は”ワークライフバランスを重視した働き方”がしたいということでした。
もちろん仕事も大切であり、僕たちもそれぞれの仕事にやりがいを感じて働いていますが、仕事だけが人生ではないと思っています。

ワークライフバランスの整ったホワイトな環境で働き、相応の収入を得て、家族と幸せな時間を過ごし、好きな趣味や副業をする。そんな人生を歩みたい人には、とても向いている職業だと思います。

大学職員はやめとけ?大学業界の将来性について

次に、”大学職員をやめとけ”という人の中には、大学職員の将来性について、不安視する人がいます。
たしかに大学業界は少子化等によって、これから統廃合が進むことは間違いありません。
しかしその一方で、僕たちは”大学選びさえ間違えなければ、大学の将来性も全く問題ない”と考えています。
この大学職員の将来性については、下の記事で詳しく紹介していますので、参考にしてみてください。

大学職員はやめとけはウソ?大学選びを間違えなければホワイト

これまで、大学職員を退職する理由、大学職員には不向きな人の特徴、大学業界の将来性をみてきましたが、いかがでしたでしょうか?
これらに当てはまっていなかったり、大学業界の将来性についても僕たちと同じ考えである方は、大学職員に向いていると思います。
つまり、”大学職員はやめとけ”と考える人とは違い、僕たちと同じ価値観を持っていると思いますので、一緒に大学職員を目指していきましょう。
そんな方に、最後に1つだけお伝えしたいことがあります。
退職理由の5つ目にあった『忙しい割に収入が低い』にも繋がることですが、大学職員はブラックなのか、について僕たちの考えをお話しします。
結論から言うと、僕たちは、大学職員という職業は、『大学選びを間違えなければ圧倒的にホワイト』だと思っています!

僕たちの大学はもちろん、知り合いの多くの大学職員から聞いても、大学職員は圧倒的にホワイトと自信を持って言えます。特に民間企業を経験している方なら、あまりのギャップに驚くかと思います。
ただし、一般企業の中でも労働環境の差があるように、大学によっても労働環境に差があることは事実ですので、その点は押さえておいてください。
まとめ:大学職員に転職する方法
今回は、大学職員はやめとけ、について解説しました。
40歳で年収1000万など、好待遇の大学職員ですが、いろいろな業種から転職でき、資格も不要なので、人気が高まりつつあります。
大学職員の中途採用は拡大傾向ですが、高倍率なので、転職サイトと大学職員に強い転職エージェントから非公開求人情報を得ることが、早く内定を獲得するコツです。

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最後までお読みいただきありがとうございました。