
大学職員に転職したいけど、何歳くらいまでが募集対象なんだろう?
年齢によってアピールすべきポイントも違うのかな?
僕は何をアピールすればいいんだろう?
今回は民間企業から転職した現役人事担当と現役国際担当の現役大学職員2人が、そんな疑問やお悩みにお答えします!
・20代、30代、40代に期待されることとは?
・20代、30代、40代それぞれの合格のポイント
・大学職員になるための最短ルート
✔本記事の信頼性


結論:大学職員の年齢制限⇒20代から40代まで転職可能!

結論から説明すると、求人の時点で年齢制限が書かれていなければ20代でも30代でも40代でも可能です。

実際に僕の大学には、2020年4月に40代と50代の人が転職してきました!
ただし、大学にもよりますが35歳までの年齢制限を設けているケースが最も多いです。
年齢制限がなく、30代後半から40代が採用されるケースは、専門職や管理職としてのケースが一般的です。(詳しくはあとで説明します)
数としては、実際に転職している人を見ると、20代から30代前半のアラサーの転職が最も多いです。
20代から30代前半の人が最も採用される理由は…

まず20代から30代前半の人は、少なくとも3年から5年以上の社会経験を積んできているので、社会人の基礎ができていると言うことが挙げられます。
大学は大手企業に比べると従業員数(職員数)が少ないため、大手民間企業ほどの体系だった充実した研修は無いケースが多いです。
そのため、若手職員の育成は、先輩がOJTで教育していくケースが多いですがそれには限度があります。
20代から30代前半の人を採用することで、大学が持つ育成面の弱点を補うことができます。

大学職員は専門職を除いて、ゼネラリストを育成する傾向にあるため、30代前半位までには大学で働き始めてもらい、多くの部署を理解してほしいという考え方もあります。
20代の転職希望者に期待される事は?:年齢制限はほぼ無縁

20代で大学職員に転職を希望する人がアピールすべきポイントは、専門性2割-調整力8割程度と考えましょう。
30歳に近い年齢であれば、前職でかなり専門的な仕事をやってきた可能性がありますが、大手民間企業では最初の1、2年はOJTなどでそもそも専門の内容が決まっていないケースもあると思います。
そのため、専門性をアピールしすぎても無理があります。
よって、とても大きな数値の実績をアピールすることに集中するよりは、日頃どのような業務を行ってきたか、
また、いかに多くの関係者を調整し、円滑に進めてくることができたか、などといったことをアピールしましょう。

大学職員にとって調整力はとても大切です。
何かの物事を進めるときに、1人で終わるような仕事は少なく、常に部署間の調整、教員との調整が必要となります。
管理職になるまでは、まずこの辺をいかにそつなく、素早くこなせるかというのは非常に大事なポイントです。
30代の転職希望者に期待される事は?:35歳の年齢制限に注意

30代で大学職員に転職を希望する人がアピールすべきポイントは、専門性4割-調整力6割程度と考えましょう。
30代でも専門性よりも調整力が重視されると言うのはかなりレアですよね。
他の業界では30代に専門性よりも【調整力】という抽象的なものが求められることはあんまりないのではないでしょうか。

だからこそいろいろな業種の人に採用応募をトライしてほしいです!
ただし、さすがに30代は相応の実績がある人が多いので、20代より専門性や実績、取り組んだプロジェクトなどをガンガンアピールしましょう!
色々な人を巻き込んで何か大きなことを達成していたりするといいですね!
なお、専門人材としての採用を狙う場合だけは高い専門性が必要になりますので、その点は注意してください。
40代の転職希望者が期待される事は?:39歳の年齢制限に注意

40代で大学職員に転職を希望する人がアピールすべきポイントは、20代、30代とは全く違います。
専門性9割-調整力1割程度と言わず、専門性10割です。
この専門性とは、例えば情報システム系や国際系に必要なスキルや経験などがあります。
その他にやはり課長職程度以上の役職が期待されますので、マネジメント経験があればなおよし、というところです。
他には大学職員の特定部署で働いていた人などが対象になりやすいです。
大学職員に限らず他の業界でも、40代で専門性がないと厳しい可能性が高いですね。
40代の人は実績、取り組んだプロジェクトをどのように大学に活かせるかを全力でアピールしましょう!
まとめ:大学職員に転職する方法

今回は大学職員に転職可能な年齢と、それぞれの年代による合格のポイントを説明しました。
年代に応じたアピールポイントがありますので、例えば20代の人は実績などに背伸びしすぎず、採用担当者がイメージしやすい業務経験などを語るように心がけましょう!
40歳で年収1000万など、好待遇の大学職員ですが、いろいろな業種から転職でき、資格も不要なので、人気が高まりつつあります。
大学職員の中途採用は拡大傾向ですが、高倍率なので、転職サイトと大学職員に強い転職エージェントから非公開求人情報を得ることが、早く内定を獲得するコツです。

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最後までお読みいただきありがとうございました。