
大学職員への転職って実際どうなの?
大学職員を目指したいけど、具体的にどうすればいいの?
高倍率の大学職員への転職を成功させた現役人事担当と現役国際担当の僕たち2人が、そんな疑問や悩みにお答えします。
・現役大学職員の2人が”大学職員の魅力”を解説!
・実体験をもとに効率よく大学職員に転職するための5ステップを教えます!
✔本記事の信頼性


本記事では、高倍率である大学職員への転職を成功させた僕たちが、”大学職員の魅力”と”効率よく転職活動を進めるための5ステップ”を解説していきます。
大学職員への道┃大学職員の魅力について

まずは大学職員という職業をあまり知らない人の方のために、大学職員の魅力をお伝えします。
新卒のときに大学職員という職業に目をつける人はそんなに多くないので、知らない人からしたらこんなイメージではないでしょうか。
- 大学にいる事務の人
- 履修相談や就活相談したこともあったかな
- なんかまったり仕事してるイメージ
- ぶっちゃけ地味だし、給料は低そう・・・
しかし、大手企業から私立大学職員に転職した僕たちが感じる”大学職員の魅力”を簡単にまとめると次のとおりです。
- 給料は上場企業トップ100レベルの水準
(40歳で年収1,000万円届く大学も) - ノルマなしで穏やかでホワイトな職場
- 残業は少なく、接待やゴルフもない
- 有休が取りやすく夏と冬には長期休みも
- 転勤もキャンパス内のみ
一度民間企業を経験した方なら、これらの条件に魅力を感じる人も多いのではないでしょうか。
しかし、だからといって、すべての人に大学職員を推すつもりはありません。
- ノルマがある環境で自分を追い込みたい方
- 家庭とか趣味より、好きな仕事だけに集中したい方
- 最先端企業で毎日刺激のある働き方をしたい方
- 単独の給与収入で、2,000万超えを目指している方
人それぞれ重視するものは違いますので、すべての人に魅力的な条件だとは思いませんが、少なくても”ワークライフバランス”を重視した働き方を目指したアラサーの当時の僕たち2人にはとても魅力的な条件でした。
大学職員の魅力をもっと詳しく知りたい方は、大学職員のメリット、デメリットを解説していますので、こちらの記事もご覧ください。

大学職員への道┃効率よく転職するための5ステップ

それでは、大学職員の魅力がわかったところで、ここからは効率よく大学職員へ転職するための5ステップを解説していきます。
まず、働きながら転職活動するためには、”効率よく”転職活動をすることがとても大切になってきます。
これは、平日働きながらエントリーシートを書き、土日に面接を受ける、ということを考えれば誰でもわかるはずです。
ここからは、効率よく転職活動をするために、僕たちが試行錯誤しながら実践したことをすべてお伝えします。
また、効率的に転職活動を行うためには欠かすことのできない転職支援サービスの紹介や、そのサービスをどのように活用するか、についても徹底解説していきます。
それでは、さっそく効率よく転職活動を進めるための5ステップをみていきましょう!
これが、大学職員に転職するために必要な5ステップ(転職における準備から内定までの道のり)です。
それでは、それぞれのステップごとに詳しく解説していきます。
大学職員への道【ステップ1】準備

まずは、効率的に転職活動を行うための準備を行います。
働きながら転職活動をしている人が多いと思いますので、これからのステップを効率的に進めるためにも、この準備は最も大切なところです。
まずは、転職活動を進める上での土台となる各種転職支援サイト(すべて無料)への登録を行うところから始めていきます。
各種転職支援サイトのうち、大学職員への転職に必要なものは、『転職サイト』、『転職エージェント』、『クチコミサイト』の3つですので、これら3つについては押さえておきましょう。
この3つのサービスの違いや特徴について詳しく知りたい方は、こちらの記事にまとめていますので参考にしてみてください。


転職支援サービスは最初の登録が面倒ですが、無料で利用できますし、転職活動を有利に進めていけることは間違いないので、最初の段階でやっておくことをおすすめします。
また、たくさんの転職支援サービスを利用してきた僕たちがオススメする転職支援サービスは以下のとおりです。
doda
【公式】https://doda.jp/
転職満足度業界NO.1。非公開求人が多数。リクルートエージェント
【公式】https://www.r-agent.com/
求人数業界NO.1。非公開求人10万件以上。マイナビエージェント
【公式】https://mynavi-agent.jp/
面接対策・書類添削サポートが充実。マイナビジョブ20’s
【公式】https://mynavi-job20s.jp/
キャリアの浅い20代は登録必須。type転職エージェント
【公式】https://type.career-agent.jp/
首都圏での転職希望者は登録必須。
転職会議
【公式】https://jobtalk.jp/
会員数500万人の信頼性No.1サイト。- OpenWork
【公式】 https://www.vorkers.com/
利用者数No.1で転職会議と併用推奨。 ミイダス
【公式】https://miidas.jp/
自分の特性を理解し、適性検査に活用。
もっと詳しくそれぞれの転職支援サービスの特徴が知りたいという方は、下の記事で転職エージェントと転職サイトを徹底比較していますので、こちらの記事もあわせてご覧ください。

大学職員への道【ステップ2】情報の収集と分析

次に、【ステップ1】で準備した転職支援サイトを使って、情報の収集と分析を行っていきます。
断言しますが、大学職員への転職は、情報の収集と分析が命です。
この大学職員に関する情報収集と分析は、大きく以下の2つにわけることができます。
①大学職員の仕事内容についての情報収集
②大学選びと求人情報の収集・分析
次にこの2つについて、詳しくみていきましょう。
大学職員への道【ステップ2】①大学職員の仕事内容について理解する
大学職員を目指す上で、大学職員の仕事内容を理解することはとても大切です。
これは、入職後のアンマッチを防ぐためにももちろん大切なことですが、大学職員の採用試験を受ける上でも、とても大切なことです。
大学職員の仕事内容については、下の記事にまとめてありますので、詳しく知りたいという方はご覧ください。
大学職員の仕事内容を15部門にわけて徹底解説【現役大学職員2人が語る】
大学職員への道【ステップ2】②大学選びと求人情報の収集・分析
まずは、【ステップ1】で準備した転職支援サイトを使った簡単な求人情報の見つけ方を3つ紹介します。
- 転職サイトで『大学職員』、『大学 職員』、『学校法人』で検索する
- 転職サイトで、大学職員の求人が出たら、通知が来るように設定する
- 転職エージェントと接点を持ち、非公開求人がでたら紹介してもらえる関係づくりをする
これらの方法で、『〇〇大学』や『学校法人〇〇』という求人を見つけることはできます。
ですが、ここからは、転職エージェントからの非公開求人以外は、自分でその大学について詳しく情報を分析する必要があります。
具体的には、その大学の待遇はいいのか、その大学の経営に問題はないのか、将来転勤の可能性はあるのか・・・などです。
有名大学なら、待遇や大学の経営は問題ないだろうと推測できますが、そこまで知名度が高くない大学については、正直よくわからないという方が多いと思います。
実は、大学の知名度は低くても、経営状況や待遇面は有名大学の劣らない大学というのは存在します。
下の記事では失敗しない大学選びのポイントを7つにわけて、徹底解説していますので、大学選びに迷っている方はこちらの記事も参考にしてみてください。

大学職員への道【ステップ3】エントリー

次に、納得のいく大学の求人が見つかれば、履歴書や職務経歴書、その大学独自のエントリーシートを書いて、エントリー(応募)をすることになります。
ここで、エントリーする前の段階で覚えておいてほしいことが2つあります。
- 履歴書と職務経歴書は必ず前もって準備しておく
- 履歴書と職務経歴書は 必ず第三者に見てもらう
エントリー前に必ずやってほしいことについて、1つずつ解説していきます。
大学職員への道【ステップ3】①履歴書と職務経歴書は必ず前もって準備
大学職員の求人は、4月採用と10月採用がメインであり、この時期に求人が大きく偏ります。
この期間は、様々な大学の求人が出るため、大学職員を目指す方にとっては転職活動が本当に忙しくなります。
また、大学職員は応募者が大変多いことから、エントリーシートを手書きにしていたり、エントリーシートのボリュームが多いという特徴があります。
この転職活動の繁忙期を乗り切って内定を獲得するためには、履歴書と職務経歴書については、前もって作成しておくことがとても重要です。

職務経歴書はどこの大学でも必要となり、自由書式での提出が多かったので、僕は2種類の職務経歴書(A4サイズ1枚にまとめたものとA4サイズ2枚で詳しく書いたもの)を準備していました!
大学職員への道【ステップ3】②履歴書と職務経歴書は 必ず第三者に見てもらう
次に、『履歴書と職務経歴書は、第三者に見てもらう』これがとても重要です。
特にはじめて転職活動を行う人は、職務経歴書をどう書いたらいいかわからなかったり、上手く自分をアピールできていないケースが多いです。
大学職員の選考は、書類審査(エントリーシートや職務経歴書)の段階で、数十倍の倍率があり、とても狭き門です。
また、一度落ちてしまうと、二度とその大学を受けることができないという大学も少なくありませんので、貴重なその大学への1回のチャンスを逃さないようにここで手を抜かないことが重要となります。
でも、第三者って、友人や知人に見てもらうのは、恥ずかしいし、素人に見てもらってもしょうがないんじゃ・・・と思った方も多いと思います。
ここで【ステップ1】準備で登録した転職エージェントを活用します。
【ステップ1】準備で複数の転職エージェントの中から、相性のよいキャリアアドバイザーを見つけることができたら、その担当者に書類を徹底的にみてもらいましょう。

直接あなたと話しているキャリアアドバイザーなら、あなたの気づいていないアピールポイントを教えてくれることもありますので、とても参考になりますよ。
このように、履歴書や職務経歴書は、第三者(キャリアアドバイザー)に見てもらい、事前に書類を完成させておきましょう。
大学職員への道【ステップ4】選考

大学職員の選考過程は、どこの大学でもほとんど同じです。以下の順番に選考を実施していく大学が多いです。
【ステップ3】エントリーで準備した書類で、選考を通過したら、次は筆記試験です。
筆記試験については、そこそこ有名な大学であれば、必ず足切りに実施してきます。
大学職員の筆記試験は、SPI形式の問題やSPI程度のレベルの問題が多いですが、中には大学独自の問題もあり、筆記試験が苦手な方はある程度の対策が必要です。
筆記試験で落ちてしまっては非常にもったいないので、自信がない方はしっかりと対策を行って、万全の準備で選考を受けることとオススメします。
そして、この筆記試験を通過すれば、やっと面接に進むことができます。
面接については、「慣れ」が非常に重要なので、とにかく面接の経験を積むことが必要です。
就活のときに面接は何度かやったけど、それ以降は全く面接とかやってないよ・・・という方が多いのではないでしょうか。
安心してください。ここでも転職エージェントがとても役に立ちます。
転職エージェントに登録していれば、キャリアアドバイザーが何度でも無料で面接の練習に付き合ってくれます。
キャリアアドバイザーはプロなので、実際の面接官以上に深いところまで質問してきたり、回答に詰まるところがあればどのように答えるべきなのかを一緒になって考えてくれます。
ですので、繰り返しになりますが、まずは自分に合う転職エージェントを探すところから始めましょう。
大学職員への道【ステップ5】内定

複数回の面接を通過した方は、ついに内定です!おめでとうございます!
ここからは、退職手続きや引継ぎの準備を行っていきます。
転職がはじめての方は、退職を言い出すタイミングや有給休暇の消化について考える方も多いでしょう。
スムーズな退職や引継ぎについての記事もこれから書いていきたいと考えていますので、楽しみにしていてください。
まとめ:大学職員への道┃大学職員になるために

大学職員の魅力と効率よく大学職員へ転職するための5ステップ、いかがだったでしょうか。
成功のカギは、間違いなく【ステップ1】準備にあります。
40歳で年収1000万など、好待遇の大学職員ですが、いろいろな業種から転職でき、資格も不要なので、人気が高まりつつあります。
大学職員の中途採用は拡大傾向ですが、高倍率なので、転職サイトと大学職員に強い転職エージェントから非公開求人情報を得ることが、早く内定を獲得するコツです。

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最後までお読みいただきありがとうございました。